P-PIM(ピム)の安全運用はホンモノか?

億り人トレーダーSYUです。

ロジック上、元本保証の資産運用術を使用することで安定的に収益を得て資産を構築しましょうというFX商材を発見しましたのでレビュー記事を書いておくことにします。

P-PIMのセールスレターで数回の取引で月30万以上の利益を安全運用可能だと謳っていますが本当でしょうか?

P-PIMの詳細はこちら

<特定商法取引法に基づく表記>

<販売者名> 株式会社アクセス 佐藤耕一郎

<所在地> 東京都板橋区上板橋2-24-6 ケアンズ上板橋301号

<電話番号> 03-5922-3790

<メールアドレス> info@ppim.biz

まず佐藤耕一郎氏の情報商材というのは初耳でFXの情報商材販売者としては結構有名な方のメルマガで仕切りに誉めていたので気になってはいました。

P-PIMには以下の優位性があるとの事です。

優位性1.安全性が最も高い投資手法
優位性2.心理的な負担が一切無い
優位性3.損切りしなくて良い
優位性4.相場の見通しを考える必要がない
優位性5.専門知識は一切必要ない
優位性6.レバレッジを効かせられる
優位性7.投資対象は多すぎず少なすぎず
優位性8.24時間制の取引時間

このメルマガによるとその手法がどうやらアービトラージ(裁定取引)という事で情報商材ではなかなかお目にかかれないトレード手法という事と29,700円とそう高額な商材でもなかったので勉強の意味で購入する事にしました。

P-PIMを購入して見た

この商材はいくつかのPDFファイルと60日間のメールサポートという構成になっております。

PDFファイルに会員サイトのURL等が記載されていて、会員サイトからツールをダウンロードする形になっていました。

また、P-PIMを実践するに当たっては種となる膨大なデータが必要となり、自分で算出する手間を省くために初回限定オファーとして有料サービスの案内が来ます。

因みにこの有料サービスは年間契約で数万円の費用がかかります。

P-PIMを実践するに当たってはまず通貨ペアの相関関係を調べる必要があります。

一般的には相関係数が0.7~1というのはかなり高い相関があると言われており、異なる通貨同士の相関関係を調べて、大きく乖離している場面でポジションを取って、収束した時点で決済するのがP-PIMの投資手法です。

具体例を挙げて説明しますと下図はドル/スイスとNZD/円のチャート図です。

1999年辺りからお互いに逆の値動きをしている事がわかると思います。

2000/10辺りが大きく乖離しているのでこの時点でNZD/円を売り、ドル/スイス買いのポジションを取ります。

2002/11に収束しているのでここで決済を行うと両通貨ともに利益が出るというイメージです。

間逆の動きをする通貨同士を組み合わせ投資を行えば、一方的に損が膨らむリスクを回避できますし、相関関係のある通貨での取引はヘッジファンドでも実際に行われている投資方法です。

P-PIMはこの特性に優位性を見出して投資するスタイルとなっています。

P-PIMの再現性についての検証

まず相関関係にある通貨ペアを探すところから始めるのが非常に面倒です。

有料サービスを使えば数分程度で簡単に割り出せるらしいですが、私は自力でやってみる派ですので苦労しながら探しました。

相関関係にある通貨ペアを探すためにP-PIMのツールを使います。

試しに直近のEUR/JPY、GBP/JPYの相関係数を調べたところ、0.92と非常に高い相関値を示しましたのでこの通貨ペアでアービトラージを狙うことにします。

 

次の作業はポジションを取るタイミングの算出となりますが、割り出した通貨ペアにある作業を加えて仕掛けるタイミングを選定します。

ある作業によって以下のように乖離をした日がわかりましたのでここでEUR/JPYは買い、GBP/JPYは売りのポジションを持つことにします。

例えば2018/5/17の終値でポジションを取ったとするならEUR/JPYは130.64で買い、GBP/JPYは149.69で売りとなります。

2つの通貨ペアが交わった日が2018/6/27なのでここで決済をします。

EUR/JPYは127.4で-3.24円、GBP/JPYは144.61で+5.08円となりますのでトータルで+1.84円(184pips)です。

実際にはここにスワップ金利も加算されますので証券会社によって収益に増減があります。

やっている事がアービトラージなので確かにロジック上は負ける事はないという点には誇大広告は無いと思います。

P-PIMについての総評

P-PIMは初心者でも出来るという触れ込みでしたがエクセルの操作が中心になるため、最低限2-D折れ線グラフの作成くらいは出来る基礎的な知識が必要です。

推奨通貨は特にありませんがセールスレターに記載されている数回の取引で月30万以上の利益というのは基本的にはボラの高いGBP絡みの通貨を使用して値幅を取る前提で書いていると感じました。

GBP以外の通貨で「数回の取引で月30万以上の利益」という条件をクリアするには相応のロットを張る必要が出てくるので国内の業者を使用するなら多くの資金が必要になりますし、海外の業者を使用するなら海外送金の手間や日本人スタッフが居ない業者では英語のやりとりが必須になってきます。

ロジック上では損切りの必要はないとの事ですがマイナー通貨での運用はスイスショックの例もあるのでやはり保険として損切りは掛けておいた方がいいと私は思います。

決済のタイミングは相関値の収束地点によるので基本的にスイングトレードになりますが、マイナススワップの通貨ペアだと損失に終わる可能性も0ではありません。

また、ポジションを取るタイミングはマニュアルのどこにも書かれていないので完全に裁量となり、人によってどこでポジションを取るか変わって来ますし、ポジションを取る場所によっては不利な状態で数ヶ月引っ張らないといけない状態も出てくると思います。

双方の通貨ペアの乖離が何%とか具体的な条件をつけてくれれば誰がやっても同じ結果になるので文句はなかったのですが、トレードの肝となる部分に関して今ひとつ説明不足で机上の空論っぽい部分が見受けられたのでP-PIMは詐欺ではないけど購入に値しないFX商材という評価にさせていただきます。

FXの商材であればこちらが面白いので、興味がある方は見てみて下さい。
ドラゴンストラテジーFX

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